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【学生起業家インタビュー】ITで世界とトップを獲り、神になる。素顔・本名非公開の高校生起業家Dr.タツキさんにインタビュー

今回は、素顔・本名非公開でアプリ開発事業に挑む、DragonStar代表のDr.タツキさんにインタビューしました!

敷かれたレールの上を進まずに、自分のやりたいことをするために事業を行なっている方なので、

・アプリ開発で起業したい
・敷かれたレールの上を進みたくない!

という方はぜひ読んでみてください!

プロフィール
2006年生まれ。17歳高校3年生
1年で都内国立高校を退学し、アプリ開発のため事業を開始。
様々なサービスで世の中のあらゆる困難を解決する。
(目標は神になること。)

目次

いつから起業を考えていたのか

高校1年生の時なので2022年の夏頃からです。
元々ゲームが好きで、高校入ると同時にゲームブログを始めたことがきっかけです。

その当時は、学校とブログを両立していこうと思ってたのですが、そのブログで情報発信するのが楽しくて、それとは逆に学校が楽しくなかったんです(笑)

なので、そこから起業を考え始めました。

とはいえ、その前から就職はするつもりはなかったんです。 
小学校、中学校の時から、敷かれたレール上を行きたくないと思っており、そういう考えがあった上で高校生になって自分が進むべき道が分かったので、2023年の4月に高校をやめて同年6月起業をしました。

いわゆるゲームの攻略情報などを載せるというよりは、「このゲームのここが魅力的だ」ということを書いていました。

私はRPGゲームが好きだったので、ゲーム開発者が作った世界観であったり、ゲームの物語をちゃんと読み解いたり、なぜそのゲームが人気なのか、なぜこれほどユーザーが熱狂するのかといったところを自分なりに考えてブログで発信してました。

なのでニッチなオタク向けの文章を書いてました(笑)

タツキさんが手がける今の事業とは?

端的に言うとアプリ開発事業です。

起業する前からクラウドソーシングなどで仕事を受けてライターや動画編集者とかやっていて、思っていたよりお金が稼げたんですよ。

これなら高校を辞めても同じようなことやれば暮らしていけると思えたので、当時自分が作りたかったアプリのアイデアを形にするべく、それを作るために2ヶ月プログラミングを勉強しました。

それから出費やらなんやらを管理する必要が生まれたので、起業しました。

なので、完全に自社開発のアプリを作っています。
たまに受託の案件のDMが来るのですが、自分が作りたいアプリを作っていたいので全て断ってます。

次に作るアプリのために非公開にしているので、話せる範囲が少し限られてしまうのですが、チャットGPTのAPIが去年の3月頃に出たので、それを使った仕事効率化系のアプリを作っています。

例えばTodoリストに入力した内容を、AIがスケジュールまで立ててくれるようなアプリなどですね。

参考リンク:APIとは何か? API連携ってどういうこと? 図解で仕組みをやさしく解説
https://www.sbbit.jp/article/cont1/62752

私の最終的な目標があって、そのための第一歩として適切な形を選んだ結果、今の事業になりました。

IT企業としてデカくなって世界トップになることです。

そのために一般向けにアプリを作るということから始めるのが一番適切かなと思いました。

今の世界のトップの会社は軒並みIT企業じゃないですか。

出来れば40歳ぐらいにそのような企業を作って、50代でこの世を去れればいいなと思っています。

そして、神になるのがガチの最終目標です。

本名・顔を公開しない理由とは?

ありますね。それこそブランディング的な側面が大きいです。

本来この歳で起業するんだったら名前と顔を出した方がいいというのが一般的な見解だと思います。

ただ、おそらくそれはBtoB寄りなビジネスをやる人たちの見解で、私は最初から一般層ユーザー向けにサービスを開発して、みんなに使ってほしいとか、みんなに知ってほしいというビジネスをやっていきたいと思っていました。

であれば、名前と顔を出さないというブランディングによる差別化が強いのではないかと思って今のスタイルを取っています。

おっしゃってくださったように、名前や顔を公開していれば「学生なのに、よくやってるね」と言われてBtoBの営業が通りやすくなるとかはあると思うので、やりづらさを感じることはあります。

ただ、あまり気にしてないです。

高校生とか大学生で起業してる方は世間的には貴重な存在ですけど、思いの外たくさんいるので。 

その中で完全になんか本名も顔もわからないみたいな人間がいるってのは逆に希少性があると思うので、今の選択をして正解だったと思います。

事業を作るまでの軌跡

一応作りました。

でも、自分のイメージではアプリを何個もパンパンパンって作っていく想定だったので、質より量を重視していました。

なので、ちゃんとしたプロトタイプだったかと言われると微妙ですけど、1人でとりあえず簡単な機能だけ実装したものを公開したりはしていました。

過去にタツキさんが作ったアプリのロゴ

自分の事業を持とうと思ったのが高校1年生の夏ぐらいで、 そこからはどのような事業がいいのかを考える期間が割と長くありました。

そこから企画書を作り始めたのですが、高校生だったので社会人が作るようなちゃんとした企画書ではなく、パワーポイントでなんか表紙があって、なんか仕様がこうで、みたいなことを書き連ねた資料を作りました。

そこからプログラミングを勉強して、作れる技術と完成までの道のりが見えたので、その瞬間に起業しましたね。

最初のアプリはスポンサー広告をつけようとしていたのですが、色々持ちかけた途中でなんか違うなと思ってやめてしまいました。

その後は有料版の開発をしようと思い、今は一旦無料のアプリを作ってその有料版の開発をしている途中です。

とはいえ、マネタイズに関しては色々模索と失敗を繰り返しながらやってます。

正直、金額でいうとライターやってた時の方が儲かってるんですよ。
でも、自分がやりたいことなので続けられています。

事業の今後の展望は

私のアイデアであったり、個人開発者だからこその対応力であったり、あとはブランド力を重点的に伸ばしていきたいなと思っています。

アメリカの大手企業がやるような数の暴力とか、日本の大企業が持っているような技術力とか、スタッフの数などでは絶対に戦えないので。

スタートアップはビジョンとかミッションとかターゲットを明確に言語化しているところが大多数だと思います。

ただ、私はもっと曖昧にやりたいなと思っていて、曖昧な魅力があって、後から言語化されて評価されていくプロダクトであったりだとか、会社を作っていきたいんです。

今まで3回ぐらいチーム作って解散してを繰り返してきています。

XやYouTubeといったSNSで「こういうアプリを一緒に作りたい」という発信をして人を集めて、プロダクトが完成したら解散するという形を今まで取ってきました。

なので、今はちゃんとしたチームメンバーみたいなのはいないんです。

仲間作りは一番の課題ですね。

やっぱり「IT企業としてデカくなって世界トップになる」という目標があるんで、ピボットとか事業売却とかエグジットとかは計画段階で考えないようにしてます。

ただ、それがあっても対応できるように動いています。 

プロダクトとして一番強いのは、私自身にファンがついてることなので、プロダクトを作るにあたって開発者側のことも見せることは結構意識してます。

サービスの表面だけパッて見せて使ってもらって終わり、という流れだとその後の事業に繋がっていかない可能性が大きくなって怖いので。

例えば好きなアプリがあった時に、その好きなアプリの開発者のXのアカウントをフォローしちゃうじゃないですか。

そういうようにアプリ自体だけではなく、作ってる側の存在をちゃんとわかっていただいて、ファンをつけていけたらいいなと思います。

最後に読者にアドバイス

2つあります。

1つは、最終的な目標ががあるのなら、それを紙に書き出して、逆算的にどうすればいいのかを、でたらめでもいいから書くことが大事だと思います。

もう1つは今の時代の最強の武器は間違いなく発信力と集団の力だと思うんですよ。

なので、 何かしらで発信するのをおすすめします。

XとかYoutubeとかで投稿するのって可能性は無限大なので、そういうところにチャレンジしてみるといいかなと思います。少なくとも、YouTubeを「見て」時間を潰すより、YouTubeを「投稿して」時間を潰すほうが有意義なのかなと。

私自身も発信力については、最近その重要性を再確認しています。

最近いろんなことを勉強してるのですが、過去の歴史とか近年の研究とか見てると、インターネットで人と繋がって、集団の知見を1人の人間が得られる可能性があるっていうのは、本当に最強の武器だと思っています。

タツキさんの各種SNSアカウントはこちら!
▼YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCmjEnYvK2ixkOTPtBAIBanQ

▼X


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この記事を書いた人

吉原のアバター 吉原 Bizdev Journal編集長

「起業家を支える最強のNo.2」になるべく、同世代の起業家の成長が加速するような活動をしています。
過去にもいろいろやっているので、気になる方は各種SNSから連絡ください。

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