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【学生起業家インタビュー】不動産会社を作り、逆算思考で自身のビジョンを実現する。学生団体ONES代表の三池さんにインタビュー

今回は、学生団体ONESの三池さんにインタビューしました!

自身のビジョンを明確にし、逆算思考をしながら動いている方なので、

・将来到達したいビジョンがある
・逆算の仕方がわからない

という方はぜひ読んでみてください!

プロフィール
2003年6月24日生まれ
近畿大学理工学部
実社会でずば抜けたリーダー、エースを輩出する学生団体を創るということから、ONESを設立

目次

いつから起業を考えていたのか

僕の家は起業家の家庭で、親もおじいちゃんも起業していて、経営者が当たり前にいる環境にいたので、起業は中学生ぐらいから考えていました。

小学校の頃は、会社とかよくわかっていなくて、「なんか親は社長なんだろうな」とか思いながら過ごしていたんですけど、中学校から、ちょっとかっこいいなと思いまして。

それで、親も「経営者になった方がどうのこうの」というように話してくれたので、「じゃあ経営者になるか。 」と中学校の頃に思い起業を目指し始めました。

大学生のタイミングで動こうと決めたのは、高校時代です。 

僕が通っていたのは工業高校で、大学受験をする人が少ない高校だったんですよ。

高校卒業後はほとんどみんなが就職する中で,僕は成績が下から3番目ぐらいだったんですけど…(笑)

でも、そこから人生のロードマップを立てて、逆算して考えた時に、「コネクションが多い大学に行きたいな」とか「人が多いから、大学に行きたいな」と思って、近畿大学を目指しました。

ーなるほど。ちょっと失礼かもしれないですけど、高校で下から3番目の成績から近畿大学に受かるって結構勉強も大変だったんじゃないですか?

やばかったですね(笑)

勉強を本格的に始めたのは大学3年生の7月からです

それまでずっと部活でサッカーをしていて、朝は6時半ぐらいに起きて、学校に行って、1人でボールを蹴って、その後の授業は眠いから寝ているか、暴れるかという高校生でした(笑)

授業が終わった後もまた部活で、部活が終わったら筋トレをして帰るみたいな日常を送っていて、勉強する暇なんかなかったんですよ。

で、高校3年生の1学期で、とある科目で0点に近い点数を取ってしまって、「次70点取らないと留年だ」と言われて、スイッチが入ったんです。

それで「70点ではなくて満点を取ろう」と思って、満点を取ったんですけど、その経験から「俺はやればできるな」と思って、そこから部活も「僕、大学受験するのでほぼ行きません。」と顧問に言って、朝の時間帯は6時半に起きてサッカーしていた時間を、勉強することにして、授業中もずっと 大学受験の勉強に当てて、学校が終わった後は塾に行って自習室だけ借りて、1日で10時間くらい勉強してました。

近畿大学に来て、やっぱり人が多いので、一旦サークルの代表になって、知り合いとか増やしていこうと思っていました。

それで1学年200人規模のフットサルサークルの代表になって、サークルの代表をしつつ、経営者とのコネクションを作りながら、大学3年生で独立して今に至ります。

三池さんの取り組む今の事業とは

一言で言うと営業です。

で、営業の中でも商材がいくつかあるのですが、 まずto CでKDDIやau光の訪問販売をしているのと、to Bで新電力の訪問販売をしています。

今のところはこの2つが主軸ではあるのですが、僕がしたいことって不動産なんですよ。

なので、一応不動産もやってはいるんですけど、まだ地に足がついてない状態です。

そうですね。僕が目指す会社のロールモデルが、不動産会社のオープンハウスなんです。 

で、そのオープンハウスが結構営業チックなんですよ。

朝礼があったりで活気があってかっこいいなっていうのが、他のクールで落ち着いているような不動産会社とは違っていいなと思って、営業チックな不動産会社を作ろうと思い、まずはノーリスクかつ厳しい営業から始めてみました。

不動産の方は、一応仲介で賃貸と売買どちらもできるのですが、今は賃貸の仲介に注力しています。

僕の家は建設業の家系で、それも作る方がメインでした。なので、作って売れる不動産、かつ家の環境的に不動産に興味が湧いていました。

一緒に動くメンバーとマネジメントについて

今は11人です。

自分の繋がりとそのメンバーの繋がりみたいな感じで集まってきました。

「依臣里くんって何やってるんですか?」って聞かれて答えて「僕もやりたいです」って言ってくれたり、そうやって入ったメンバーが友達に「お前何やっとん?詐欺でもやっとんちゃん?」みたいに言われて、「いやいや違くて、こういうことをやってるよ」って話してたら興味を持って参加してくれたりですね。

学生団体Onesという名前で活動しています。

意味としてはレベルの高い1人1人が何人もいるよっていうことでシンプルにOnesとしています。 

そうですね。事業自体は6月からスタートしてます。

6月は5人ぐらいでした。

そうですね。12月までに20人規模にしたいです。

20人まで行くと結構マネジメントが大変そうですが、ちゃんと地に足つけて数値を追えるようにしようと思っています。

ビジネス力をどう上げてきたのか

ビジネスに関して学んだことは特にはなくて、経営者とかとお話をしながら、その共通点を見つけてきました。

あとは、マネジメントの観点で言うと、ビジネス以外からでも真似できる部分があると思って、それこそ歴史から学んだりとか、漫画だとキングダムとかも読みました。

逆にビジネスの本などはほとんど読んでいないですね。

実は事業を始めるまでの経営者との交流っていうのは、そこまで多くはなかったんですよ。正直言うと、本当に1か月に1回会うかどうかぐらいの頻度だったんですけど、サークルの代表をしていた時に仲良くなった経営者の方から別の経営者を紹介していただいて、さらにその方に紹介していただいた経営者とまた喋ったり…っていう感じで、どんどん紹介が派生さして、最近になってようやく、「 一緒にやっていこうぜ」って言ってくれる経営者さんが現れたんです。

僕はあまり可愛い後輩っていうのができないんですよ(笑)

なんですけど、堂々と素直さ,誰でも話すことができるのが長所なので、そこを買っていただける経営者の方とかなり関わらせてもらっています。

そうですね!

もうほぼ、そのマネジメントや研修をしてくれる社長さんだったり、その会社の方に学んで、素直に受け止めてやってきたって感じです。

三池さんの現在のビジョンとは

最終目標なんですけど、わかりやすく数値で言うと、1000億の会社を作ります。

そこから逆算して考えると、不動産と言っても部署によってやることが違うんです。

賃貸営業、売買営業、そしてそれを管理する管理会社、家を建てる人などなど。

その中で僕が将来的にやっていきたいのは、家を建てるところまでなんです。

で、それをしてたのがオープンハウスなんですけど、オープンハウスが今年で1兆200億ぐらいの売り上げを立てていて、僕は1兆円に関しては目指していないですが1000億円規模の会社を作りたいと思っています。

家を建てる会社で家を建てて、それを売る会社で物を売って、そこで得た資金を投資するっていう、 全部を担うホールディングス会社を作りたいと思っています。

僕のビジョン的に、 タワマンに住みたいとか、レクサスに乗りたいとか高層ビルを占領したいとかの野心もあるんですけど、それを全部考えてたら1000億が妥当かなと思って、1000億っていう目標を掲げてます。

そうですね。

まず今をスタートとすると、今年の12月ぐらいに法人化するので、1期目で学生だけで1億円の売り上げを叩き出して、みんなで酒とか、食とか旅行とかのちょっとした富裕層の遊びというか、学生にしては類を見ないぐらい豪遊してやろうかなって(笑)

先ほども話した20人規模になったら、1人売り上げ50万円で、ほぼ1億円にはたどり着くので、1年目の目標は1億円にしています。

その後に関しては、ちょっと年ごとにっていうのは今はやめているんですけど、1年後半から2年にかけて、役員がタワマンに住めるぐらいにして、2期目の途中ぐらいから僕も高級車に乗ってやろうと思っています。

その後、これが大体年商3~5億ぐらいでいけると思っていて、その後数十億円の会社にした時にホールディングス会社にしようと思っています。

今まで部署だったものをホールディングス会社にして、僕についてくれた人が経営者になって、僕もランボルギーに乗るし、別荘も作りたいです。

そのあと、100億円規模になった時はクルーザーでいろんなとこ行きたいと思っています。

営業の方は、僕が2ヶ月やったので、リーダーも受け継いでやることできていて、新電力や不動産に関しては8月中にスクリプトをメンバーに覚えてもらって、9月から売り上げを追っていきます。

一方で、ちょっと難しいなとは思っているのが、不動産は一般の方とのコネクションを作っていかないといけないので、ボランティアだったり地元のイベントに参加するだったりと、

人が集まる場所にどんどん顔を出して自分を売っていこうと思っています。

そうして、どんどん交流を持って、「あれ、あの子なんなんだろう?」ってなった時に、「僕、実は不動産してるんですよ」みたいな形で顔を広げていこうと思っています。

これまでの苦悩、大変だったエピソードとは

訪問販売の営業に関しては、最初はうまくいかなかったので、1日稼働して1件も数字を上げれなかった時はだいぶキツくて「マジか…交通費でマイナスじゃねえか」と思ってました。

訪問販売なので、ピンポンを押して断られた時とか、場合によっては心ない言葉をかけられた時はやっぱきついっすよ。

ただ、僕に関してはあまりそういうとこを言われても気にしないタイプだったので、折れずにやれています。

具体的なエピソードだと、ちょっと僕も悪かったんですけど、ピンポン押してたらどこ押したかちょっと忘れちゃったんですよ。

それで、同じ家のインターホンを2回押してしまって、めちゃくちゃ怖い人が「お前そこで待っとけ!」って言って、2人ぐらい降りてきたんですけど、そこで僕は「よし、営業をかけよう」と思って話し出したら、「そんないらんわ!帰れ!次来たら覚えとけよ!」ということがありました。

こういうのあるからちょっと面白いですね(笑)

いや、おっしゃる通りです(笑)
それで2人辞めました。

別に能力が低いとかではないんですけど、優しい人とかだったら営業向いてないんじゃないかなと思いますね。 

僕たちはメリットを売ってる自負があるので、 全然売り付けとかではないんですけど、優しい人だとピンポン押したら迷惑なんじゃないかなって思ってしまってきついのかなと。

最後に読者に一言!

考える前に行動した方がいいんじゃないかなと思います。

結局どの経営者も言ってることではあると思うんですけど、1人で考えると自分のテーブルの中に並べられた材料でしか物事を見ていないから、考えた先に結局やめようとか妥協しようとなっちゃうんですよ。

ただそれは結局時間の無駄で、行動しながらその材料を増やしていく。

行動しながら考えるっていうのが1番効率がいいのかなって思うので、最初は考えるというか、色々悩まずに、とりあえずいろんな人に会ってみるだったり、行動してみるってのが1番大事なんじゃないかなって思います。

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この記事を書いた人

吉原のアバター 吉原 Bizdev Journal編集長

「起業家を支える最強のNo.2」になるべく、同世代の起業家の成長が加速するような活動をしています。
過去にもいろいろやっているので、気になる方は各種SNSから連絡ください。

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