神奈川大学では、起業や世の中に変化をもたらすこと、将来的な事業としての独立などに興味がある学生に向けたさらなるマインド醸成、関連する知識の習得を目的としたイベント、社会起業家がメンターとして伴走し起業や世の中に変化をもたらすことを目標として活動する学生コミュニティ「チェンジメーカーズコミュニティ(以下CMC)」の取り組みを推進している。
「チェンジメーカーズコミュニティ」とは?
CMCとは、起業や世の中に変化をもたらすことを視野に入れて具体的なアクションを起こすことを目的とした学生コミュニティです。ソーシャルアントレプレナーの山本繁氏がメンターとなって伴走し、定期的に集まり各々の活動を発表してブラッシュアップし、社会に変化をもたらす「チェンジメーカー」となるべく事業アイデアの構想や自己理解を深めてきました。
スタートアップ拡大の気運が高まっている現在、その基盤となる人材育成としてアントレプレナーシップ教育の機会拡大が求められている中で、CMCは、マインド醸成された学生を対象に、その次のステップをサポートするために社会起業家がメンターとなり、年間を通じた活動を行っている。
チェンジメーカーズコミュニティでのイベント紹介
(以下、原文ママ)
学生起業家トークライブ
本学学生を含む学生起業家4名と、次世代のイノベーターを育成する団体「MAKERS UNIVERSITY」代表の内野博礼氏をお招きし、イベントの前半では、事業紹介に加えて、「なぜ起業しようと思ったのか」「現在に至るまでの苦悩や困難はどのようなものがあったか」などをお一人ずつ赤裸々に語っていただきました。
▼イベントの詳細はこちら
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/news/details_26930.html
起業体験・情熱発見ワークショップ
ソーシャルアントレプレナーの山本繁氏をファシリテーターとしてお招きし、「起業に興味がある」「何かにチャレンジしてみたい情熱を持っている」学生6名が参加しました。
今回の1dayワークショップでは、「自分らしさ」について徹底的に考え、それを生かしたビジネスを構想することを目指しました。
前半では、自己理解を深めるための20の質問への回答を考えた後、自分のこれまでの人生を振り返り、情熱(マイテーマ)を発見するライフストーリーテリングを行いました。
ライフストーリーテリングでは、これまでの人生の中で嬉しかったことや辛かったことなどを赤裸々に発表することで、自己理解が深まり、本当に自分がやりたいこと(マイテーマ)は何かを見つける手掛かりとなりました。
後半では、設定したマイテーマを軸に、30歳までの年表・タイムラインと、30歳時点でありたい姿を描いたビジョンボードを発表しました。
▼イベントの詳細はこちら
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/news/details_27027.html
「チェンジメーカーズコミュニティ」DEMODAY
DEMODAYとは、CMCのメンバーがこれまでのそれぞれの活動を発表する場です。起業に挑む学生、社会問題に取り組む学生、人生を考える学生など成果の形は多様であり、聞き手にとって刺激のある良い機会になりました。
当日は聴講を希望する学生、ゲストの方を含めた約40名が参加し、質問時間などを通じて発表者との交流を深めていました。
また、ゲストとしてお越しいただいた神奈川県産業振興課様、横浜市新産業創造課様には講評もいただきました。
▼イベントの詳細はこちら
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/news/details_27273.html
おわりに
CMCは、人材育成としてアントレプレナーシップ教育を行うために優秀なメンターとともに起業家を生み出す活動をしている。
2024年度のメンバー募集はすでに終了してしまったとのことだが、神奈川大学に通っていて起業に興味がある方は、来年度以降のCMCの活動に参加してみてはいかがだろうか。
▼CMCのページはこちら
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/project/entrepreneurship/