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【学生起業家インタビュー】「スポーツの社会的価値を上げる」、SOLEILSPORTS代表の長嶺さんにインタビュー

今回は「スポーツの社会的な価値を全体的に上げる」というビジョンを掲げ、日本のスポーツ業界を変えようとするSOLEILSPORTS代表の長嶺さんにインタビューしました!

スポーツから将来の日本を変えようと動いている方なので、

・自分も日本を変えるような事業を起こしたい
・スポーツ事業に興味がある

という方はぜひ読んでみてください!

プロフィール
沖縄県出身20歳
国士舘大学2回生(休学中)
SOLEILSPORTS 代表

目次

生粋のバスケットマンが起業を選んだワケとは?

高校3年生の夏頃からです。

それまでずっとバスケをやっていたのですが、コロナの時期で何もできなくなって何をしようか悩んでいたときに本を読み始めたんです。

最初は「スポーツやっている奴が本を読んでいたらギャップでかっこいいよね」と思ってブックオフで100円くらいで買った本を読んでいたのですが、だんだんとビジネス本を読むようになって、その時期に読んだキングコング西野さんの「ゴミ人間」を読んで本格的に起業に興味を持ちました。

本当にバスケばっかりでした。
ずっとプロを目指すくらい打ち込んでいて、もしプロが無理なら消防士になろうとしていました。

部活に行って帰って寝るみたいな寮生活をしていて、朝7時に学校に行って夜0時に帰るようなタイムスケジュールでした。

スポーツの社会的価値を上げるために始めた事業

事業を始めたのは大学1年の4月くらいで、当時所属していたビジネススクールにいたメンバーを2人巻き込んでスポーツのプライベートレッスンを提供するために「スポーツの家庭教師」というサービスを立ち上げました。

当時はAIとかエンタメといった領域の方がかっこいいし企業としても輝いて見えていたので憧れていました。

でも、それからスポーツの領域で事業をしていく中で自分自身がスポーツをして育ってきたこともあって、だんだん自分の中に使命感みたいなものが生まれてきました。

ただ、色々あってその2人が離れてしまって1人になってしまい、上京したてだったのでメンタル的にキツい時期もありました。

最初の1年は開業届けも出さずに個別でお金をもらっていたのですが、2年目にこのままではダメだと思って「SOLEIL SPORTS」という名前の会社にして2023年に開業届けを出しました。

今は今年中の登記を目指して頑張っています。

▼SOLEIL SPORTSの紹介記事はこちら

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基本的にお客様はジュニア世代と言われる小学生〜高校生になります。

HPなどから依頼をいただいて指定の場所にコーチが行って指導するというものになります。

既存のサービスと違うのは、僕たちは「スポーツが苦手な子」や「チームスポーツの中で埋もれてしまっている子」をターゲットとして、基礎から教えたり、そういった子たちに合った指導を提供しています。

僕が「スポーツの社会的な価値を全体的に上げていきたい」というビジョンを持っているからです。

そのために自分ができることを考えたときに、10年後、20年後の経済的な中心になるのは今の子供たちなので、その子たちに「スポーツって楽しい」という思いを持って成長してほしいと思ったんです。

ただ、スポーツがうまい子は自然とスポーツが好きになるのですが、苦手な子は楽しみをわかりきれていないと思うので、そういった子たちにスポーツを楽しむきっかけを与えたいと思ったのがきっかけです。

今後の事業戦略と思い描くビジョンは?

先ほども話した通り、「スポーツの社会的な価値を上げていきたい」というものになります。

スポーツは楽しいものではあるけど、お金をかけたり、優秀な人が就職先としてスポーツ企業に進むことは少ないと思っています。

そういった状況で日本のスポーツがアメリカとかドイツと戦えるビジネスになるには「日本のスポーツの社会的価値をあげること」と「優秀な人材が入ってくれるようなスポーツ企業を作ること」だと思っています。

そのためには今は育成世代ということで小学生〜高校生をターゲットにしています。

そうですね。スポーツが好きな人が入るのはもちろんだが、今でいうサイバーエージェントやソフトバンクに就職するような優秀な人材が就職の選択肢に入れるような企業を作りたいです。

今の日本のスポーツの成長率はまだまだ低いので、そういう優秀な人が入って今の日本スポーツ界を変えていきたいと思っています。

今はとにかく一人一人のお客さん、生徒に対して全力を注ぐことを意識しています

企業としての展望でいうとバスケだけにこだわらないようにしたいと思っています。

色々な人の力を借りながらサッカーや野球、陸上などのプライベートレッスンもいつかは提供していきたいです。

まだそこの分野のサービスを提供している企業はないと思っているので。

もちろん指導方法の確立など解消しないといけない点はたくさんありますが、そこにうまく向き合って「スポーツのプライベートレッスン」を1つの事業としていえるようにしたいです。

あとは、バスケットボールの教室を47都道府県に持ちたいという夢もあります。

プライドを持ち続けて、折れずに進めてきた事業

とにかく足をとめないことです。

やはりしんどい時や事業が進まなくて「これでいいのか?」と悩む時もあるんですけど、それでも進み続けることは肝に命じています。

初期段階です。
はじめにも話した通り、何も知らないまっさらな状態で2人が抜けて1人でやらないといけなくなった時は困りました。

当時はパソコンも苦手でしたし、車も持っていなかったのでチラシを配るにも労力が必要でした…
無知ゆえに電柱や駅の掲示板に勝手にチラシを張って怒られたりしたこともあります(笑)

ただそれだけ動いてもお金は入ってこないような状態だったので、事業を始めた初期段階は辛かったです。

ただ単にプライドだと思います。
自分で決めて始めたのにやめるのは嫌じゃないですか(笑)

周りの人に色々言われて嫌になることもありますけど、足を止めてしまったら自分に負けたような気がしてもっとしんどくなるのは目に見えているので。

もちろん生徒と話しているときはもちろんそうですけど、それ以上に親御さんと話している時に「〇〇ができるようになったんです」とか「いきたいチームのトライアウトに受かったんです」と言われるとやりがいを感じます。

あとは僕以外のコーチに任せていて、半年ぶりに会った子の身長や技術が急激に伸びていた時は生徒の成長の過程を感じられるので嬉しく思います。

これは子供相手でしか実感できないことなので、今の事業をやっていてよかったと思います。

その予定です。

もし仮に今の事業が続かなかったとしてもスポーツ領域で別の事業をやると思います!

最後に読者にアドバイスをお願いします!

自分自身もそうだったのですが、やりたいことが「これかも?」と思った状態でも始めるべきだと思います。

頭のいい人ほど頭でっかちになりがちだというのを周りを見ていて思うのですが、やってからわかることも多いのでまず動くべきだと思います。

▼SOLEIL SPORTSのHPはこちら
https://www.soleilesports.com

▼SOLEIL SPORTSの紹介記事はこちら

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この記事を書いた人

吉原のアバター 吉原 Bizdev Journal編集長

「起業家を支える最強のNo.2」になるべく、同世代の起業家の成長が加速するような活動をしています。
過去にもいろいろやっているので、気になる方は各種SNSから連絡ください。

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