事業とインフルエンス力を武器にスポーツ界に革命を起こす、株式会社Playeria CEO松田有生さんにインタビュー
今回はスポーツ界を盛り上げるために、スポーツイベント事業を行なっている松田さんにインタビューしました!
ビジョンの達成のために事業を行うとともに、自身がインフルエンサーとして力を持つことにも注力している行動力に溢れている方なので、
・ビジョンに対する熱量が湧かない
・影響力を持ちたい
という方はぜひ読んでみてください!
プロフィール
2004年生まれ。株式会社Playeria CEO
「日本をさらにスポーツに熱狂する国へ」というミッションを掲げ、
それを達成するために、2024年3月にスポーツイベント会社「Playeria」を設立。
サッカーができなくなってから起業を目指したワケ
いつから起業をしようと考えていましたか?
高校3年生の2月です。
それまではずっとサッカーをやっていました。
サッカーは兄の影響で幼稚園の頃から始めていて、小学3年生からは鹿島アントラーズのジュニアでプレーをしていました。
高校でもプロを目指していたのですが、高校3年の時に怪我をしていてこれ以上サッカーができないのがわかっていたので、引退した後の期間で自分に何かできないかと考えた時に起業をしようと思いました。
サッカー部でキャプテンを務めていた高校時代の松田さん
選択肢としては勉強をしてより良い大学に進学するなど色々あったと思うのですが、その中でなぜ起業する選択肢をとったのですか?
自分でいうのは恥ずかしいですが、自分は生粋のリーダー気質だと思っていて、例えば小学校の時に応援団や学級委員をやったり、サッカーでもキャプテンをずっとやっていました。
そういうリーダーをやっている時が自分のパフォーマンスが高いというのをわかっていましたし、バイトをやっても長く続かないという経験があったので、「自分で引っ張っていくようなことをしないといけない」と思い、起業の道をとりました。
ビジョンはスポーツ全てを盛り上げること
今のビジョンを教えてください
1つ明確なのは日本国民が「松田有生といえばスポーツを盛り上げた男ね」となるようにしたいです。
そうなったら年中各地でイベントを開きたいんです。
例えば夏にはサーフィン系のイベントを開いたり、冬ならスノボのイベントを開いたり、スポーツと旅行を組み合わせたイベントを自分の会社で作りたいと思っています。あとは、運動会的なイベントも開催していきます!
特に今は田舎だと若者が少なくて地域が盛り上がらないということもあると思うんですけど、そんなの関係なくスポーツの力で盛り上げていきたいと思っています。
こういうことができれば日本スポーツ界は確実に盛り上がると確信しているので、これだけデカいビジョンを掲げています。
ちなみにこのビジョンはいつまでに叶えたい?
なるべく早く叶えたいと思っています。
「松田有生=スポーツ界を盛り上げた男」という名称がつけば年を重ねるごとにスポーツ庁とコラボをしたりなどのランクが高いことができると考えているので、チャンネル登録者数を増やしつつ小規模なイベントから大規模のイベントをたくさん開いていきたいです。
今ってスポーツ全部を盛り上げた人間はいないと思っているんです。
もちろん各業界にトップはいると思います。例えば本田圭佑や大谷翔平などのすごい選手はいますけど、「サッカーにおいて」とか「野球において」という1つの競技に特化しているだけで、スポーツ全部っていう人はいないと思うんです。それにプレイヤーとしてスポーツを盛り上げている人はいても、インフルエンサーとしてスポーツ界を盛り上げている人はいないなと思っています。
なので、「スポーツ全部を盛り上げたインフルエンサー」というポジションは狙い目だなと思っているので、そこのポジションを取るために自分は動いています。
スポーツを盛り上げるために今取り組んでいる事業とは?
今の事業に関して詳しく教えてもらってもよろしいでしょうか?
スポーツイベント事業です。様々な種類のスポーツイベントを開催していきます。
例えば、企業で運動会を開催し、普段では喋ることがない人とミュニケーションをとり、企業の成長に繋げるということができるようにしています。それ以外でも、紅白戦などのような小規模のイベントも開催しています。弊社はこういったイベントの企画から運営まで徹底サポートします!
なぜその事業をやろうと思ったのですか?
私自身、スポーツイベントに行った時に、普通じゃ出会えない仲間に出会えたり、普段じゃ出会えない知識に出会えて本当に感動しました。その時に私もこういったイベントを運営して、スポーツのパワーや感動をみんなに伝えたいと思い、今の事業を展開しております。
インフルエンサーになりたいと思ったのは何故なのですか?
もともと自分がサッカーでプロを目指していたので、その時はプレイヤーとして日本のスポーツ界を盛り上げたいと思っていたのですが、それが断念された時に「どうやったら自分が日本スポーツ界を盛り上げるか」を考えた結果としてインフルエンサーになるという手段が一番いいと思いました。
自分がチャンネル登録者数300万人とかになっていたら、全国で色々なイベントを開けると思い活動しています。
自分自身、イングランドのプレミアリーグがすごく好きで、どうやったらあの熱狂を日本で作れるかをずっと考えているんです。
起業してスポーツ関係の事業をやったら盛り上がるかもしれないですけど、それよりもHIKAKINがスポーツに関する動画を上げたらめっちゃ強いよなと思って事業でスポーツ業界を盛り上げるよりも、自分がインフルエンサー力をつけたほうがいいと思いました。
松田さんのYouTubeのリンク
https://www.youtube.com/@matuda-sports
その考えに到るまでに他の事業を考えたりはしたのですか?
正直、事業に関してはめっちゃピボットしています。数でいうと10回くらいはピボットしていると思います。
最初は全くスポーツ関係ないことをしていて、例えば東京のトイレとゴミ箱が全部わかるアプリを作ろうとしたこともありますが、無理だなと思ってやめました(笑)
その後も考えてはダメになって、考えてはダメになってを繰り返して最終的にスポーツという答えが出ました。
起業は自分にとって手段でしかなくて、「スポーツ業界を変えたい、そのためにはインフルエンサーにならないといけない、そのためには動画編集をできるようにならないといけない…」みたいな逆算をした結果、自分のスキルを活かすことのできることをやっています。
起業できたのはビジョンを曲げずに人と話したから
ビジネスや経営に関してはどのようにして学びましたか?
人と話す中で学んだのが一番大きいです。
自分の親は公務員なのでビジネス系のことは学べなかったので、Xで起業家にアポをとってそういった方と話す中で学んでいきました。
決算書などは商業系の高校だったから抵抗はなかったですし、売り上げの上げ方に関しては、社外取締役で入っている人がいるので、その人に教わりながら進めています。
自分の欠点として本を読むのがめちゃくちゃ苦手なんです(笑)
確かに本は勉強をする上でとても有効だとは思っているんですけど、でも「今の時代、動画で学べるだろ!」と思っていますし、何よりも人と話すのが一番学べると思っています。
自分が事業やビジョンを達成するために意識していることはありますか?
自分のビジョンを絶対に曲げないことです。
事業を進めていく中で色々な人の話を聞くんですけど、中には否定する人もいるんです。「インフルエンサーと事業を一緒にやっていけるの?」とか「今更スポーツ業界に入っていくの?」とか…
でも、自分はイベントをやることや自分にインフルエンス力をつけることでスポーツ界が変わっていくことを確信しています。なので、下流の細かい部分は人の意見を聞いていいところだけを吸収した結果ピボットすることはありますけど、このビジョンだけは絶対に曲げないようにしています。
最後に読者にアドバイス!
最後に一言アドバイスをお願いします!
マジでやってみろ!というそれだけです。
自分は登記をする1ヶ月前まで企業の日を決めていなかったんです。そんな中である人と話した時に「登記する日を決めろ!そしてやれ!」と言われて、言われたままに決めたらYouTubeを始めたりして成長速度が急激に上がったんです。
始めたら止まらないし、動きながらピボットしたりして何をしたいかを考えて変えていけばいいというのを感じます。
「起業したい」じゃなくてすればいいと思います。
「起業したい」はうざいだけですね(笑)
何か解決したいなら、起業でそれを解決したらいい
これを達成するのに必要なのはアイデアではなく、その人個人の熱量だと思うので。
とにかくやれ!としか言えないですね。
松田さんの会社の紹介記事はこちら